日本政策金融公庫の創業計画書の書き方 〜その1(全4回)〜

日本政策金融公庫に融資の申請をする場合、創業計画書を提出することになります。

各項目毎の記載方法について、ポイントをまとめてみました。

日本政策金融公庫の創業計画書について

日本政策金融公庫へ創業融資を申し込む際の「創業計画書」は、これから始めようとする事業において、

いかに金銭的な部分のサポートをしてもらうかという面でとても重要な書類になります。

自分の中に描いてきたものを、文章や数字にして1枚の紙にまとめるのです。

当たり前かもしれませんが、この「書く」ことは簡単なことではありませんが、誰かに書いてもらうのではなく、自分の言葉で書いて伝えることが大切です。

自分で書くことは自分と向き合う事。思い描いていたことが整理でき、これからの事業につながります。

落ち着いて、しっかりと、いかにポイントをおさえた書き方ができるかが大事です。

創業計画書の書式の概要

創業計画書は、

①創業の動機 

②経営者の略歴等 

③取扱商品・サービス 

④取引先・取引関係等 

⑤従業員 

⑥お借り入れ状況 

⑦必要な資金と調達方法 

⑧事業の見通し 

です。

百聞は一見にしかず。ということで、実際の書類をまずは見てみるとイメージも沸いていいかもしれません。

 →【日本政策金融公庫の公式ページ

創業計画書の書き方【創業の動機】

ここではまず、創業計画書の中の大きなポイントである「創業の動機」についてです。

ここでしっかりと

ヤル気、

過去の経験を生かせる、

昔から独立したかった、

どのように成功させるつもりか

等を、きちんとアピールした書き方ができるかが大事です。

間違ってもここでマイナスなイメージは避けたいものです。

そして書類を作成する上で常に心に留めておきたいこととして、日本政策金融公庫の存在目的の1つに、

国の産業発展に寄与する企業の増加と、そのための円滑な資金調達の支援があります。

もちろん審査担当者も同じミッションのもとで業務にあたっており、

将来が有望な企業に貸し付けを行い、全額を回収することが組織内での実績になります。

申込の際に提出された書類と、わずかな面接の機会にどれだけ自分の長所をアピールできるかがカギとなってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

基本的にはまず、このたった1枚の・・・

しかし最も重要な「創業計画書」という1枚の紙に、いかにムダなく、しっかりと相手に響く、

そして自分をアピールする書き方が出来るかが大切ですよね。

何事にも誠実に取り組めばきっと相手に伝わると信じて、しっかり書く!ことです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それではこの続きはまた次回でご紹介させて頂きたいと思います。

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