日本政策金融公庫の創業計画書の書き方 〜その3(全4回)〜

日本政策金融公庫に創業融資を申請する場合の創業融資の書き方について、まとめさせていただきました。

 第1回はこちら→【日本政策金融公庫の創業計画書の書き方 〜その1(全4回)〜

 第2回はこちら→【日本政策金融公庫の創業計画書の書き方 〜その2(全4回)〜

 

今回は創業計画書の書き方の第3回目で、

「5.従業員」

「6.お借入の状況」

「7.必要な資金と調達方法」

の3項目についてまとめさせていただきました。

創業計画書の書き方【5.従業員】

ここでは、雇用する予定の従業員が確定している場合は記入が必要です。

「常勤役員の人数(法人の方のみ)」

「従業員数(3ヶ月以上継続雇用者)」

の欄に、人数を記入します。

創業計画書の書き方【6.お借入の状況】

この項目では、事業以外に個人で借りているものについては、全て記入をしましょう。

例えば、クレジットカードのローン、住宅のローン、自動車ローンなどです。

プライベートで借り入れをしているものがあれば、すべて書きましょう。住宅ローンや自動車ローンなどで借り入れをしている場合、その詳細を記載します。

・「お借入先名」は、金融機関の名前と支店名を記入します。

・「お使いみち」は、チェックボックスに✔︎マークを入れましょう。

・「お借り入れ残高」は、金額を記入します。

・「年間返済額」は、1年間に返済している金額の合計を記入します。

創業計画書の書き方【7.必要な資金と調達方法】

必要な資金と調達方法については、創業計画書の中でも重要な項目です。

ここでは主に2つの項目を記入していきます。

一つは、事業で使う資金についてです。左に項目のある「必要な資金」に、何にお金を使うのかを書きます。

それぞれの見積もり先と、その金額を記入していきます。

もう一つは、それらのお金をどう用意するか?を記入していきます。

全てを記入できない場合は、金額の大きいものから順に記入していきます。

設備資金について

これからはじめられる事業によっては、実際の店舗(お店)を持つ場合、

お店の装飾や設備を整える必要がございますので、内装・外装の工事代、設備代、インフラ整備、車両代などが入る可能性があります。

これらの設備が必要な理由と、お見積書を用意しましょう。

運転資金

ここでは、事業を継続していくために必要な出費と、その金額を記入します。

人を雇う場合の人件費や、交通費、外注先にアウトソーシングする費用や、家賃などもここに含まれます。

その他、事業に必要な経費に漏れがないかチェックしましょう。

調達方法

自己資金や、周りの人から借りる予定のお金について記入をしましょう。

利息や、返済回数などの情報があれば、詳細を記入していきます。

 

以上で、「必要」な資金の合計金額と、「調達」する資金の合計額が一致すれば完璧です。

 

・創業計画書の書き方の続きはこちら→【創業計画書の書き方〜その4〜

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