【事例/SE】日本政策金融公庫に創業融資を申し込む
さいたま市浦和の埼玉創業融資サポートセンターです。
創業時の資金調達として日本政策金融公庫の創業融資を検討している方は多いと思います。資金面について不安がなく、事業をスタートさせたいと誰もが思うでしょう。そのような方のサポートをしているのが埼玉創業融資サポートセンターです。
今回は創業融資の事例を紹介します。業種はSEです。
ご相談に至った経緯
今回のご相談者様はフリーランスのシステムエンジニアで、法人成りと融資のご相談でした。
個人事業主として活動をして確定申告を1期終えていました。
売上が伸びてきたので法人成りを検討したところ、自宅で登記はできない事情があり、事務所を借りて登記をしようと考えました。
すると、内装工事に自己資金以上の費用が掛かることが分かり、また、会社設立後は2名ほどの従業員を雇用する予定もあったためこの機会に創業融資を受けたいとも考えました。
この時点で埼玉創業融資サポートセンターへご相談にお見えになりました。
会社設立と融資についてヒアリング・計画
まず、会社設立についてはパートナーの司法書士へ設立を依頼します。
そして、創業融資についてヒアリングをします。創業融資では気をつけなければいけないポイントがあります。
あわせてご参照ください>>>「日本政策金融公庫の創業融資申込のポイント・気をつけること」
このポイントにあわせてご相談者様の現状を整理します。
キャリア(経験)
大学時代からコンピュータサイエンスを学び、卒業後もアプリの開発などシステムエンジニアとして活躍していました。
また、多くのプロジェクトのマネージャーも務めていました。
その後、個人事業主としてアプリ開発の技術顧問などを請け負い、業務システムのアプリ開発を続けていました。
融資審査におけるキャリアの評価は完璧です。
自己資金
融資希望額は1,000万円でした。自己資金は100万円です。
当時、自己資金は融資審査の要件のひとつで、希望額の10分の1程度という情報もありましたが、過去の審査状況を振り返ると希望額の3分の1が望ましいという印象がありました。
そこで、まず希望額1,000万円の使途について伺いました。
すると椅子や机などの備品に想像以上の金額がかかることが分かりました。
職業柄、職場環境を整えることが仕事へのパフォーマンスにつながるかもしれません。
しかし、こういった計画が日本政策金融公庫にどういった印象を与えるのか、また、創業時の費用の使い道、自己資金とのバランスなど説明して、備品等を見直してもらいました。
再計画後、希望額は500万円でまとまりましたが、自己資金100万円に若干の不安は残りました。
カードなど滞納履歴
ご自身で、個人信用情報機関「株式会社シー・アイ・シー」で照会していただき、不安な点はないことが確認できました。
日本政策金融公庫と面談後
希望額と自己資金のバランスに不安がありましたが、結果満額融資となりました。
良かった点は、大学時代からコンピュータサイエンス一筋で、職業としても経験を積み続けました。
また、独立後に委託を受けていたアプリ開発会社とも数年にわたる契約を交わしていたことも将来的な売上確保のアピールができました。
まとめ
今回のご相談者様は自己資金に不安があったけれど、経験による将来の事業計画が明確で、事業継続に不安がない点が審査通過のひとつだったのではないでしょうか。
ご相談に来た時から、法人成りした場合は税金関係は分からないから、と当社のサポートをご希望でしたので、当時から今でも継続して関与させていただいております。
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