【日本政策金融公庫】融資の入金先はどこが良いか?

投稿日:2023年3月23日

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日本政策金融公庫に融資を申し込みました。融資が決定した場合、借入金が振り込まれますが、振込先はどちらになるのでしょうか。

日本政策金融公庫は預金業務がありませんので口座を作ることはできません。

ですから、入金できる金融機関であれば、どこの金融機関でも大丈夫です。

 

日本政策金融公庫に口座は作れない

信用金庫や地銀から融資を受けた場合、その銀行に口座を作成し、そちらに融資金額が振り込まれることが一般的です。

それに対し、日本政策金融公庫はお金を預かる業務がありませんので、公庫に口座を作ることはできません。

そのため、融資を申込む際は借入申込書の「ご返済のお支払方法」欄で金融機関を指定します。

 

入金先のおすすめは信用金庫や信用組合

では、どこの金融機関が良いのでしょうか。

おすすめは地域の信用金庫や信用組合の口座です。

なぜなら、将来新たな資金調達が必要となったとき第一に候補として検討できるからです。

金融機関側にもメリットがあり、日本政策金融公庫から融資を受けているので、審査基準を満たしていると判断できますし、しっかりと返済していれば実績として評価できるからです。

さらに、メガバンクや都市銀行に比べると、地域密着の信用金庫や信用組合は中小企業や創業者への融資を積極的に検討してくれます。

 

ネット銀行も徐々に対応可能に

では、ネット銀行はどうでしょうか?

ネット銀行とは楽天銀行やPayPay銀行、ソニー銀行など窓口や通帳が存在しない銀行のことを言います。

ネット銀行は手数料がほかの金融機関よりおさえられたり、口座開設も比較的容易なため事業用の口座としてひとつは持っている方も多くなっています。

 

現在、日本政策金融公庫ではGMOあおぞらネット銀行での口座振替による返済の取扱いが開始されているので、今後は徐々にほかのネット銀行も対応可能となる事が期待されます。

参考:日本政策金融公庫「インターネット専業銀行からの口座振替によるご返済の取扱開始のお知らせ」

 

まとめ

日本政策金融公庫の融資を受ける時は、地域密着型の信用金庫や信用組合の口座へ入金をおすすめします。

将来的な資金調達の可能性も考え、日本政策金融公庫からの融資と返済実績をアピールし、金融機関との関係性を深める手段として考えましょう。

 

 

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