コロナ禍での創業融資~日本政策金融公庫の現状

投稿日:2020年12月23日

さいたま市浦和の埼玉 創業融資サポートセンターです。

新型コロナウイルスの収束がまだ見えない中、これから創業を検討し、資金調達について考えている方は、どのように動けば良いかお悩みではないでしょうか。

埼玉創業融資サポートセンターでも、新型コロナウイルスが蔓延する前より創業をお考えのご相談者様は若干減少しましたが、起業を考える方は数多くいらっしゃいます。
この新型コロナウイルスが収束していないこの時期の創業融資について現状、対策を説明します。

 

現在の日本政策金融公庫は?

現在、日本政策金融公庫では「新型コロナウイルス感染症特別貸付」という新型コロナに関連する融資案件を最優先にしています。

コロナの影響を受けた既存の企業をまず救済することが現在の日本政策金融公庫の役割と考えてください。

ただ一時期に比べると案件数も比較的落ち着いていると思われます。しかしながら、このコロナ禍の中での創業融資に対する審査は厳しい印象があるのが現状です。

 

創業融資について

例えば、飲食店は新型コロナの影響を多大に受けています。残念ながら廃業された店舗もあるでしょう。

そのような苦しい業界での開業、創業をお考えの場合、日本政策金融公庫としては融資をすることよりも、ある程度新型コロナウイルスが収束してからの開業を考えてみてはどうかと思っています。

創業のタイミングを見直してはどうか、という提案を公庫から言われることもあります。

それは、融資をするからには「事業が成功してほしい」なおかつ「貸したお金をきちんと返済してくれるか」と考えているからです。また開業した後、コロナの影響で資金が足りなくなったから再度融資を申し込まれるリスクを回避したいと考えている部分もあります。

では、新型コロナウイルスの影響が少ない事業であれば、融資が受けられるとかというと対策は必要です。新型コロナの影響を加味した創業計画書・売上が安定的に確保できる根拠資料などを求められるでしょう。

 

まとめ

コロナ禍における創業融資の審査は通常に比べると厳しいのが現状です。

今このタイミングで開業する必要があるのかよく考え、その前に準備できることに目を向けてみてはいかがでしょうか。
準備がきちんと整っていれば、融資を受ける可能性は高まります。

例えばどんな準備をしたら良いのだろうか?今現在でできることはあるのだろうか?と疑問に思いましたら、当サポートセンターまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

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