法人と個人事業主~融資審査に有利不利はあるのか

投稿日:2023年4月25日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

起業時の資金調達はとても大切です。

そこで、日本政策金融公庫の融資の申込を検討している中でよく疑問に上がるのが、「法人」と「個人」どちらで申し込むことが良いのか?優劣はあるのか?審査に影響はあるのか?という点です。

今回の記事は、融資を受ける際の法人と個人事業主の違いについて説明します。

 

法人と個人事業主の融資の受けやすさの違い

融資を受けるうえで、法人で申請するか、個人事業主で申請するかで融資の受けやすさに違いはありません。

法人だから融資審査のポイントとなる、という話もありませんし、個人事業主だから融資は通らないという話もありません。

個人事業である方が事業がうまくいく方や自分は個人事業が向いている方などは無理をして法人とならずに、融資の申込を検討しましょう。

 

法人と個人事業主で審査に差が出ない理由

では、創業融資の審査はなぜ法人と個人とで差がないのでしょうか。

1) 事業実績はどちらもないから

すでに事業をされている場合は決算書から実績や内容を審査しますが、創業融資は申込者に事業実績がありません。

その点は実績ではなく過去の「事業経験」を見ることになります。

2)「自己資金」を見るから

法人設立時の資本金の金額によって有利・不利はありません。起業前にどれだけ自己資金を貯めたかが判断になります。

3) 事業計画が重要だから

創業の方にとって事業をアピールできるのは事業計画である「創業計画書」です。

経験から裏付けられる売上計画や、それによる返済能力などを見られます。

 

まとめ

創業融資を申請する際に法人であるか、個人事業主であるかで審査に違いはありません。

それよりも、過去の経験や自己資金の有無、事業計画を綿密に組んでいるかを重視します。

創業計画書は日本政策金融公庫のサイトからダウンロードできますので、一度ご自身でまとめてみて、将来の計画に向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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