創業計画書の売上予測の方法について

投稿日：2023年8月31日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています！埼玉 創業融資サポートセンターです。

日本政策金融公庫で創業期に融資を申請する場合、創業計画書を提出します。

創業計画書は創業の動機からサービスの内容、セールスポイントや取引先、必要な資金、売上計画など創業における情報をすべて書き記します。

その中でも売上計画のための予測方法についてご案内します。

創業計画書の売上計画

創業計画書は日本政策金融公庫指定の書式になります。

創業計画書ダウンロードはこちら＞＞＞日本政策金融公庫「創業計画書」PDF

売上計画を記入する欄は左下の「8 事業の見通し（月平均）」になります。

売上高欄の金額の根拠をきちんと明確にします。

業種の特性や商圏、サービス提供の対象者なども考慮し、多角的に売上高を予測することが大切です。

日本政策金融公庫の「創業の手引き」にも記されていますので、そちらに沿って売上予測の方法について案内します。

売上高の計算方法

では、業種ごとに計算方法を見ていきましょう。

店舗売り型の販売業（コンビニエンスストアなど）

※１㎡あたりの売上高は「小企業の経営指標」から業界平均を算出することができます。

サービス業関連業種（飲食業、理・美容業など）

設備単位当たりの生産能力がとらえやすい業種（加工業、印刷業、運送業など）

参考にするのは算式だけではない

業種ごとに売上予測の方法は理解したと思いますが、これをそのまま利用するのは計画性を問われます。

季節要因はありませんか

なぜなら、業種にもよりますが閑散期と繁忙期、通常期とで売上には差が出ることが一般的だからです。

創業計画書には月単位の計画欄のみの記入ですが、季節によって変動が予想されるならきちんと記したり、別紙で用意するなど説明のために用意しましょう。

どの月も同じ売上です、と回答するのは計画性がないと判断されるかもしれません。注意しましょう。

業界平均は把握していますか

業界はそれぞれ平均の経営指標があります。

算式にも利用されていた１人当たりの売上高などは「小企業の経営指標調査」から調べることができます。

経験による売上予測にプラスして、業界平均を照らし合わせより根拠のある計画を立てると良いでしょう。

まとめ

売上予測の方法は想像ができましたか？

融資を申込むための売上予測ではなく、経営のおいても大切な数字となりますので、手を抜かずにしっかりと予測を立てましょう。

さいたま市浦和の埼玉創業融資サポートセンターでは日本政策金融公庫での創業融資のご相談を受け付けています。

詳しくはこちら＞＞＞「日本政策金融公庫融資サポート」

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