創業融資における創業計画書の重要性

投稿日:2023年5月30日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

創業のときの資金調達は日本政策金融公庫の利用を考えます。

融資を申込むときは公庫所定の「創業計画書」を提出します。

この創業計画書は申込者の創業のきっかけから、将来的な展望まですべてが記載され、面談においても融資担当者が創業計画書に沿って質問をします。

創業計画書の重要度について説明します。

 

日本政策金融公庫の役割について

金融機関が事業者に融資をするときは実績の分かる決算書をもとに融資の可否を決定します。

しかしながら、創業者は実績がありません。

それでも日本政策金融公庫が創業者へ融資を積極的に行っているのは、創業者を支え、国の活性化を目指すことが役割のひとつとしてあるからです。

ただし、創業だからと誰でも借りられるものではなく、要件や審査があります。

 

創業者が日本政策金融公庫に申込むには

日本政策金融公庫の融資審査の要件はいくつかあります。

自己資金があるか、どういった経緯で貯めたか、開始する事業の経験はあるか、信用情報に問題はないか、などです。

もし、要件の中に不安がある場合、創業計画書の中身にカバーできる場合もあります。

・きちんと返済計画が立てられるような売上計画なのか
・事業内容は明確で分かりやすいか
・自身のセールスポイントを分かっているか
・セールスポイントを活かす戦略が練れているか

など、事業の良いところ、ご自身の計画性、お金の管理能力などアピールできる要素を創業計画書でまとめましょう。

日本政策金融公庫のHPにて創業計画書のフォーマットがダウンロードできます>>>日本政策金融公庫書式ダウンロード

 

面倒くさがらずに創業計画書は作ろう

ご相談にいらした方でも、何かを書いたりまとめたりという作業が苦手な方がいます。

しかし、起業を考えている方はきっと起業したいという想いから、想定している販売方法、販売戦略、顧客獲得方法、売上計画など構想はあるはずです。

それをひとつひとつ創業計画書へまとめていくことで、さらなるやる気が出たり、考えがまとまったり、問題点が見つかることあります。

また、逆に言えばそういった計画を考えられないのであれば、事業が成功する確率が下がるかもしれません。

それだけ事業計画は大切なのです。

日本政策金融公庫へ融資を申込む際に必要な書類だから・・・と思うかもしれませんが、まずご自身の整理のためにも計画作成に取り組みましょう。

 

 

さいたま市浦和の埼玉創業融資サポートセンターでは日本政策金融公庫での創業融資のご相談を受け付けています。

詳しくはこちら>>>「日本政策金融公庫融資サポート」

 

 

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