専門家に頼むメリット～会社設立編～

投稿日：2023年3月16日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています！埼玉 創業融資サポートセンターです。

事業を始めようとまずは会社設立と思っている方や個人事業主でがんばってきて、事業も拡大しそうだから法人成りしようと思っている方。

会社設立はご自身で手続きしようと考えていますか？それとも専門家に依頼しようと考えていますか？

どちらもメリットがありますが、専門家に依頼したほうが良い点をご案内します。

まずは会社設立の流れを確認

まずは、会社設立の流れを説明します。

1. 会社の基本事項を決定する

社名、事業目的、本店所在地、基本金、役員、決算期など会社のベースを作ります。

2. 定款の作成

会社にとって重要な規則となる定款を作成します。
テンプレートは法務局の公式サイトでダウンロードできます。

3. 定款の認証

公証役場にて定款の認証を受けます。定款の内容に法令上、問題がないか確認されます。
この時に印鑑証明書と認証手数料50,000円が必要となります。
また、紙の定款の場合は40,000円の収入印紙が必要です。

4. 資本金の準備

資本金の定款認証の確定日以降におこないます。
法人口座はまだありませんので、個人口座で大丈夫です。

5. 登記申請

登記は法務局で申請します。
この時に登録免許税150,000円が必要です。また、会社印鑑の届出もこの時におこないますので、登記までに印鑑の準備も必要です。
登記を申請した日が会社設立日となります。

簡単に流れを説明しましたが、ご自身でも会社設立できそうですか？

会社設立を専門家へ依頼するメリット

会社設立についてはインターネット上でもやり方がたくさん出ていて、定款の記載例も法務局で確認できます。

定款の作成や公証役場、法務局に行く時間、印鑑をつくる時間などに労力を惜しまないのであればご自身で設立しても良いかもしれません。

メリット1.時間の有効活用で事業へ集中

いえ、時間は惜しいですと言う社長。

会社設立を専門家に依頼するメリットのひとつが「時間の有効活用」です。

時間を有する書類の作成や、公証役場・法務局などの申請をすべて代行してくれますので、社長はその分、事業へ全力投球できます。

メリット2.ミスがない安心感、アドバイス等の信頼感

なおかつ、専門家が手続きをしてくれますのでミスなく進むことに安心感もあります。

また、類似している商号がないか、事業目的の記載方法についてのアドバイスなどをしてくれるのもメリットのひとつです。

メリット3.設立費用がおさえられる

そして、費用面においてもメリットがあります。

現在は定款の認証は電子認証で手続きを行うことが一般的で、専門家はほとんど電子認証を取り入れています。

電子認証にすると収入印紙代40,000円の負担はなくなります。

電子定款をご自身で作成する場合は専用のソフトウェアの購入など、費用が高くつく可能性もありますので注意してください。

専門家に依頼するデメリットは依頼費用がかかることくらいです。

収入印紙代と依頼費用の差額や、時間的な負担を比較して自分にとって安心できる方を選択してください。

会社設立の専門家は司法書士

会社設立の専門家は司法書士になります。

行政書士や公認会計士などにも依頼はできますが、代行できる範囲が限られていますので、登記申請までの代理ができる司法書士への依頼を検討しましょう。

なお、会社設立後は開業届など税務署や市区町村への届出が必要になります。

専門家同士パートナーを組んでいますので、必要に応じて税理士などを紹介してくれますので、開業の届出手続きだけでなく、その後の税務処理や決算などのサポートも含め税理士への相談もおすすめします。

まとめ

会社設立を専門家に依頼するメリットを案内しました。

・時間の有効活用で事業へ集中できる
・間違いなく手続きをしてくれる
・電子認証で費用がおさえられる
・会社設立後のサポートも安心

会社設立はご自身でおこなえますが、専門家である司法書士へ依頼するメリットもふまえ、その後の事業サポートができる税理士への相談など将来的なことも見据えて、専門家への依頼で事業のスタートを気持ちよく切りませんか？

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