自己資金はタンス預金!創業融資では認められるのか

投稿日:2023年4月21日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

創業して融資を申込むときの審査のひとつに自己資金の有無が挙げられます。

まず自己資金がない場合は融資審査の土台に乗りません。そして、自己資金はあれば良いということだけでなく、貯蓄した過程が大切になります。

では、タンス預金は自己資金として認められるのでしょうか。

 

タンス預金は残念ながら自己資金ではない

結論からいうとタンス預金が自己資金と認められることは、ほぼありません。

なぜかというと、貯蓄した過程が分からないですし、本当に申込者自身のお金であるかどうか証明が難しいからです。

金融機関は通帳を確認します。6ヶ月ほどさかのぼって、自己資金を貯めてきた過程を見ます。

もし、通帳を見るのならば銀行口座に入金しておこう、と一気に入れたとしても、お金の出処が分からないですし、客観的な説明ができないので、一時的にどこからか借りてきたのでは?と金融機関は疑います。

 

創業融資の申込を保留にして、対策を立てましょう

では、どうしたら良いのでしょうか。

まずは残念ですが、創業融資の申請を見送りましょう。

そして、手元にあるタンス預金で事業を始めます。そこである程度の実績を積むことができますので、実績をアピール材料の一つとして融資の申請をおこないましょう。

もしくは、創業はせずに6カ月程度で通帳への自己資金を貯める証拠を残し、自己資金と認められる状態にして、融資の申請をする方法です。

タンス預金を少しづつ通帳にうつすか、タンス預金を生活費として、月々の給与などを貯蓄して自己資金にするなど方法はあります。

自己資金を貯めるということは、一朝一夕でできることではなく、貯蓄するという過程が起業に向けてしっかり準備をしてきたという好印象になりますし、計画性があると判断することもできます。

 

まとめ

タンス預金を自己資金であると金融機関に認めてもらうのは難しく、すぐに対処できる方法もありません。

起業をして実績をつむか、時間を要して自己資金を貯めるかどちらかです。

起業時に滞りなく資金調達をして、不安がない状態で事業をスタートできるようきちんと準備をすることが大切です。

 

 

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