創業融資が返済できない。どうしよう・・・

投稿日:2023年8月4日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

日本政策金融公庫の創業融資は一般の金融機関に比べると比較的審査も優しく、低金利で借りられることから、創業期の資金調達として借り入れる方は多いでしょう。

融資を受けたからには月々の返済が必要です。状況によっては返済が難しいこともあるかもしれません。

返済不能になった時にどのような対処をすべきなのかご案内します。

 

返済を引き延ばす「追加融資」「借換」

まず、返済できなくなった時に相談すべきなのが「追加融資」や「借換」です。

日本政策金融公庫にも融資商品がたくさんありますので、創業融資と同等かそれよりも返済しやすい条件の融資に借り換えて、創業融資を一括で返済する方法です。

それにより月々の返済の負担を減らすことができます。

ただし、追加融資や借換は事業がうまくいっているにもかかわらず、一時的に支出がかさんでいる会社であることや、それ以前の返済が滞りなく返済されていることなどが条件としてあります。

また、創業融資と言えど、一期目の申告を終えていない場合も追加融資や借換は難しいでしょう。

残念ながら業況のよろしくない会社への融資は日本政策金融公庫でも積極的には対応してもらえません。

 

返済計画変更の「リスケジュール」

次の手段としては「リスケジュール」を交渉します。「リスケ」とも言われます。

一定期間の借入金の返済条件を変更して、その間に経営を安定させ、資金繰りを改善する方法のことです。

ただし、すでに返済が滞納している状態でリスケジュールを申込むのではなく、きちんと資金の流れを把握した上で、返済が難しくなる時期を予測して交渉をすべきです。

また、経営改善計画を立て、黒字転換することを示すことも大切です。

 

返済が滞る前に相談を

日本政策金融公庫に限らず、金融機関は業況が悪くなったから返済できません、と言われてもそうなる前に対処・対策はできなかったのか?と疑問に思います。

リスケジュールも返済ができなくなる前に、資金の流れと今後を予測して資金ショートが起こると考え得る場合に検討し、早めに交渉することが大切です。

もしそのような事態が予測されるのであれば、お一人で悩まずに顧問税理士などに相談しましょう。

返済が滞り、資金がなくなり、場合によっては破産などの結果にならないよう、追加融資や借換、リスケジュールなど理解しておき、顧問税理士などに相談をして万が一に備えましょう。

 

 

 

さいたま市浦和の埼玉創業融資サポートセンターでは日本政策金融公庫での創業融資のご相談を受け付けています。

詳しくはこちら>>>「日本政策金融公庫融資サポート」

 

 

埼玉 創業融資サポートセンターはさいたま市浦和区/浦和駅徒歩5分/銀行対応に強い税理士

メールでのお問い合わせはこちら>>>【お問い合わせフォーム】

お電話はこちら>>>フリーダイヤル:0120-814-610(平日9時~18時)

 

創業融資専門家コラムの最新記事

ページ上部へ戻る