プロパー融資を受けるのは難しいのはなぜか

投稿日:2023年2月14日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

プロパー融資と言う言葉を聞いたことがありますか?

事業の資金調達は銀行や信用金庫からの融資を検討すると思います。相談に行ったところ、金融機関の担当者からは保証協会付の融資を提案されるでしょう。銀行が直接貸してくれるプロパー融資はどなたにでも積極的に案内のある融資ではありません。

審査の通過が厳しいと言われるプロパー融資について解説します。

 

プロパー融資とは

銀行が直接融資をおこなうことをプロパー融資と言います。

「資金を借りる時は直接銀行がお金を貸してくれるのではないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

実際の現金は銀行が振り込みますが、契約上は信用保証協会に保証料を支払っているはずです。保証協会付融資は保証協会が保証人となって融資を受けやすくなる融資で、初めての銀行借入の場合はこちらを案内されることが一般的です。

何故かというと、保証協会付融資でしたら、銀行側には返済が滞った場合も保証人がいるので貸し倒れのリスクが低くなるからです。

つまり、プロパー融資は保証協会付融資とは反対で、保証人がいませんので、銀行側にはリスクのある融資となりますので、希望した方全てが受けられる融資ではありません。

 

プロパー融資が受けられる企業とは

会社設立後1年の社長や起業家がプロパー融資を希望してもまず審査通過は不可能です。

保証人がいなく、銀行側のリスクが大きいプロパー融資は、事業規模・資産や財務状況によって銀行側が企業へ提案する場合がほとんどです。

つまり、売上が大きい、従業員が多いなど事業規模が大きいほど、プロパー融資の利用は高くなる傾向があります。

規模が小さい企業や起業家などは信用力が小さいため、プロパー融資は断られることになります。

 

どうしたらプロパー融資の対象になるのか

事業経験の浅い企業がプロパー融資の対象とならないなら、事業経験を積めば良いのです。

しかし、もちろん経験だけを積むのではなく、業績を上げて利益を出すことや、財務内容を常に見直して、評価のある決算書にすることで厳しい審査を通過する必要があります。

また、借入の返済実績もとても大切なため保証協会付融資で実績をつけることもプロパー融資を受けるための準備のひとつです。

 

起業家が融資を受けるなら

融資を受けるのは企業や社長の信用力を見られますが、創業間もない場合は実績もないことからプロパー融資ではなく融資が難しいと思うかもしれません。

その場合は日本政策金融公庫の「新規開業資金」の制度活用を検討しましょう。女性や若者、シニアの方ですとより金利がおさえられる制度もあります。

詳しくはこちら>>>日本政策金融公庫「新規開業資金」

 

まとめ

融資の手数料や保証料、金利などはできるだけおさえたいと思うでしょう。
その中でも保証料のかからないプロパー融資は魅力的ですが、事業規模の大きい企業へのご提案にとどまっているのが現状です。

まずは日本政策金融公庫や保証協会付融資で実績と信用力をつけて、プロパー融資が受けられるよう企業の業績を上げていきましょう。

 

 

埼玉創業融資サポートセンターおすすめ>>>「日本政策金融公庫融資サポート」

 

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