創業融資を申込むとき、商圏調査は必要か?

投稿日:2023年3月9日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

あなたは店舗をかまえてお店を始めたいと思い、良い物件と巡り合い、創業融資を受けて開業しようと決めました。

ただ、その場所はまわりにどんなお店があって、どんな人が住んでいて、人口は何人なのか、駅の乗降者数は何人なのか分かりません。

そのような状態で将来の売上計画は立てられますか?どのように融資の担当者に説明をしますか?

そのような時こそ商圏調査を検討したほうが良いというお話です。

 

融資申込で商圏調査した実例

以前、サポートしたお客様のお話です。

 

もともと青果店にお勤めだったところ、5つ先の駅に好物件を見つけ、出店と融資を検討しており、相談に見えました。

自己資金と経験が少しネックになりそうだったため、出店地域の商圏調査をお勧めしました。

次にお会いした時には、ネットから入手できる人口や駅の乗降客数だけでなく、通りにある店舗情報や、マンションが多い方面、戸建てが多い方面、学校や保育園・幼稚園、病院なども調べ、時間帯別に通りの利用者の数と層をまとめてきました。

とても驚きましたが、審査に不安がある部分をカバーするには十分だと思い、売上計画を立て、商圏調査書もあわせて提出し、融資の面談へ臨みました。

結果、希望額満額で融資を受けることができました。

 

商圏調査は融資審査でメリットがたくさん

融資申込の際に商圏調査を提出することのメリットを確認しましょう。

・街のイメージから集客のイメージが湧く
・集客のイメージから売上確保の計画が立てられる
・その場所を選んだ理由がわかる
・申込者の開業への熱意とやる気が伝わる
・申込者に計画性があると評価される

集客をして、売上を確保して、借入の返済ができるというイメージが担当者へ伝われば、融資の審査もかなり前向きに検討されるでしょう。

 

まとめ

集客できる人口がどれくらいかという数値を商圏人口と言いますが、そのデータは市区町村役場や図書館に閲覧できる公式データがあります。

また、ほかにもインターネットや分析ソフトなどでも情報が提供されています。

複数のデータを参照することと、できれば実際に訪れて自分で体感することで、より現実味のある売上計画や事業内容の説明ができるでしょう。

 

時間は惜しまず、開業と融資のひとつの準備として検討してみましょう。

 

 

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