日本政策金融公庫「新規開業資金」の拡充について

投稿日:2023年4月27日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

日本政策金融公庫は新規に開業をする方への融資を積極的におこなっています。

今回、令和4年度2次補正予算成立に伴い、新規開業資金が拡充されました。

 

新規開業資金の拡充

今回の拡充では貸付利率が「基準利率から-0.65%」と引き下げとなりました。対象となる方が定められています。

① 創業塾・創業セミナーを受けて事業を始める35歳未満の方
② 日本ベンチャーキャピタル協会の会員、または投資事業有限責任組合から出資を受けている方
③ J-Startupプログラム、J-Startup地域版プログラムに選定された方

上記対象となる方は基準利率(特別利率D)から0.65%引き下げられた利率で融資を受けられます。

利率についてはこちら>>>「国民生活事業(主要利率一覧表)」

 

概要についてまとめました。

利用できる方  新たに事業を始める方 または 事業開始後おおむね7年以内の方
資金の使いみち  事業を始めるため または 事業開始後に必要とする 設備資金・運転資金等
返済期間

 設備資金 20年以内(うち据置期間2年以内)
 運転資金 7年以内(うち据置期間2年以内)

利率(年)

 ① 創業塾や創業セミナーなどを受けて新たに事業を始める若者(35歳未満の方)

 ② 日本ベンチャーキャピタル協会の会員等または投資事業有限責任組合(※)から出資を受けている方(見込まれる方も含む)
※中小企業基盤整備機構、産業革新投資機構が出資する組合

 ③ J-Startupプログラム、またはJ-Startup地域版プログラムに選定された方のうち一定の要件を満たす方

特別利率D
(基準利率-0.65%)

対象となる場合は、低い利率で融資の申請はできますが、審査は通常通りおこなわれます。まずはお問合せください。

 

また、創業の方を対象とした新創業融資制度などは引き続き利用できますので、創業融資をお考えの方はあわせて検討しましょう。

「新創業融資制度」について詳しくはこちら>>>「起業時の注目資金調達「新創業融資制度」|日本政策金融公庫の融資」

 

日本政策金融公庫の融資は、申込者が融資制度を指定して申込むわけではなく、申込者の状況や面談、事業計画やその内容によって、融資担当者から適切な融資制度の提案があります。

まず、ご自分の状況を理解し、日本政策金融公庫へご相談に行かれてはいかがでしょうか。

 

 

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