創業融資を日本政策金融公庫で受けた方がいい理由◆さいたまの税理士がサポート

さいたま市浦和の埼玉創業融資サポートセンターです。

融資を受ける最大のチャンスは「創業前」です。もしくは創業してから1~2年経過後でも創業者として対象にはなりますが、「創業前」が資金調達の一番のチャンスです。チャンスと言っても「貸して!」だけでは借りられません。また創業者の融資申込は日本政策金融公庫へ申し込みをお勧めします。では、なぜ創業融資は日本政策金融公庫から借りた方が良いのか説明します。

 

融資を考えるのはどんな時か

事業を開始するとき、自己資金が潤沢にあれば借入をしなくても大丈夫だろう、と思うかもしれません。

しかし、創業は想像以上に事業がうまく回らないことが多いのが現状です。そのうまく回らなくなった時=資金がなくなりそうな時に銀行に融資を依頼しても貸してくれる可能性はとても低いです。

「困っているから借りたい」「お金がないから借りたい」という気持ちは分かりますが、銀行側も慈善事業ではないので、困っている=お金がない=赤字==貸したお金を回収できない・・・と判断して、融資はお断りされてしまう可能性が高いです。

ですから、お金が手元にあったとしても、困っていない状態のときに融資を申し込むことが良い判断とも言えます。「困ってから借りれば良い」という考え方では残念ながら銀行は相手にしてくれませんのであらためましょう。

 

日本政策金融公庫の創業融資を勧める理由

では、なぜ「創業前」が借りやすいというのか?
創業前なんて、売上も上がってないし目に見えて良い悪いの判断ができないのだから借りられるわけがない、と思いますか?

創業の方がご相談にいらした際は日本政策金融公庫の創業融資を勧めます。

なぜなのか。

まず、日本政策金融公庫は100%政府出資の政策金融機関です。銀行など民間の金融機関を補完する役割を担っているので、民間の金融機関が消極的になる創業者や中小企業、小規模企業への融資を積極的におこなっています。

つまり、日本政策金融公庫は創業者の味方なのです。

もちろん要件はあります。経験値などの経歴や自己資金、事業計画の信憑性や将来性などさまざまな審査項目です。審査はありますが、きちんとプランを立てて計画性をもって進めていけば創業前でも融資を受けられるチャンスは高くなります。

 

日本政策金融公庫で創業融資を受けるメリット

「困ったときはお金を貸さない」と言っている銀行は、その会社の業績(決算報告書等)を見て判断していますが、創業時は決算書がありませんね。

つまり、決算書がなくても融資を申し込めるのが創業の方が借入をする最大のメリットになります。

前項で書いた通り決算書がない分、計画が重要視されますが実績がなくても融資を申し込むことができるのです。その計画の将来性にお金を貸してくれるのです。

そして、創業前に日本政策金融公庫で融資を受けたことにより、計画性を持って資金調達をしているという評価につながり、ほかの信用金庫や地方銀行との取引もスムーズに行くことがあります。(もちろん返済の実績は大切です)

 

まとめ

創業前にお金を借りること。

決して悪いことではありません。起業すると、自分でも思っていた以上に支出が増えていくことに驚くと思います。そうこうしているうちに手元の資金がなくなり、ある程度の月日が経っていれば売上数値も見えてくるでしょう。その時にはきっと資金調達は難しくなります。

計画や経験を提示する必要はありますが、創業前が融資を受ける最大のチャンスだと覚えておきましょう。

 

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