自己資金の定義とは。家族から借りたお金は?もらったお金は?

投稿日:2023年3月7日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

日本政策金融公庫の審査要件のひとつに「自己資金」の確認があります。

希望の融資額に対して自己資金が少なかった場合、あなたならどうしますか?

家族から借りますか?知人や友人から借りますか?カードローンで借入をしますか?

これらが自己資金として認められるのか、そもそも自己資金とはどういったお金を指すのかご案内します。

 

自己資金の定義について

まず、自己資金とは「返済の必要がないお金」のことで、会社員やアルバイト時代からこつこつと自身の通帳に貯めてきたものが自己資金の典型的な形で、日本政策金融公庫の審査においても評価されます。

自己資金は審査の時にあれば良い、というものではなく、そのプロセスも審査のひとつとして見られていることを覚えておきましょう。

自己資金を貯めてきたという事は起業するための準備や努力、計画性があるかなど評価に繋がるからです。

 

家族からの資金援助は場合によって自己資金になる

家族からの資金援助は贈与の意思がない場合は自己資金として認められることは難しいかもしれません。

つまり、「返済する必要がないお金」と証明する必要があります。

贈与契約書などでもらったお金であることを示しましょう。あげるつもり、もらったつもりで契約書を作る必要がないとお互いに考えていても、将来、返済してほしいとなる可能性もあります。

可能であれば贈与契約書等を作成しましょう。

 

知人や友人からの借入金やカードローンのお金は自己資金になるのか

知人や友人から「借りたお金」であるなら「返済の必要があるお金」となるため、自己資金に充てることは難しいでしょう。

なお、通帳に入金してしまえば誰から借りたのか分からないからいいのでは?と思うかもしれませんが、突然まとまったお金が入金されている場合は、どのような経緯でどこからの入金であるか説明が必要となります。

それはカードローンであっても同様です。

加えて、カードローンは個人信用情報機関(株式会社シー・アイ・シー)に借入の事実が掲載されますので、審査の評価を下げることになります。

 

どういったものが自己資金になるのかは下記もあわせてご確認ください。
>>>「日本政策金融公庫で創業融資申込:自己資金について」

 

まとめ

融資の審査は事業の内容や計画からも判断されますので、自己資金が審査の全てではありません。ただ、重要視される審査のポイントです。

創業融資における自己資金の重要性についてはこちらをご確認ください。
>>>「創業融資での自己資金の重要性」

自己資金を貯めることが起業への準備のひとつとなります!将来の起業のために、今からでも自己資金として貯金をしていきましょう!

 

 

おすすめサポート>>>「日本政策金融公庫融資サポート」

 

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