CIC信用情報の見方|報告書はここをチェック!

投稿日:2023年2月2日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

融資を受けようとするとき、審査上必ず確認されるのが個人の信用情報です。

日本政策金融公庫では「CIC(指定信用情報機関)」で照会していますし、確認しますよ、と借入申込書の裏面にも記載があります。

確認するために「信用情報開示書」を申し込んだけれど、自分ではどこをどう見たらよいか分からない方のために、どこを見たらよいか解説します。

 

CIC信用情報開示報告書とは?

CICで情報開示できる内容は大きく分けて3つです。

1. クレジット情報・・・クレジットやローン等の契約内容・支払い状況・残高
2. 申込情報・・・新規に申し込んだクレジットやローン等の日時や契約予定額、商品など
3. 利用記録・・・クレジット会社等が信用情報を確認した日、目的など

開示の申込書をすると1枚ずつ契約ごとに記載された書面が届きます。

では、信用情報開示報告書の「とにかくここを確認する」という部分に絞って解説します。

CIC公式サイトにも「信用情報開示報告の所の見方」ポイント解説がありますので、あわせて確認してください。

 

「お支払の状況」を見る!

まず、報告書真ん中の<お支払の状況>枠内「26.返済状況」を確認してください。もし、ここに「異動」と記載があったら、信用情報は傷ついている=ブラックである可能性が高いです。

「異動」が意味することは

・返済予定日より61日以上または3ヶ月以上の支払いの遅れ
・保証協会が代わりに返済
・裁判所が破産手続きを決定

もし、延滞が解消したとしても、情報の保有期限まで「異動」表記は残りますので、新たな借入を検討している方は注意が必要です。

 

「入金状況」を見る!

次は下段の<入金状況>を確認します。過去2年間の返済履歴がひとめで分かる欄です。

そこに「P」もしくは「A」の記載があったら要注意です。返済が遅れたことありませんでしたか?

【記号の意味】

表 示 内 容
請求通りの入金があった
請求額の一部が入金
利用者以外から入金
◆未入金(利用者の事情で、期日までに入金がない)
◆未入金(利用者の事情とは関係なく、入金がない)
◆未入金(入金されていないが、原因が分からない)
請求も入金もない
空欄 クレジット会社等から情報の更新がない

「P」はリボ払いの場合も記載されます。リボ払いは、支払いは安定しますが、利用頻度が多いと支払い総額が高くなることと、負債総額が把握しにくくなるのがデメリットです。

また、「A」の表記が続いた場合は返済能力を疑われますので、気を付けましょう。

 

まとめ

融資のお申込では必ず信用情報のチェックがありますので、不安がある方は、一度取得して、状況を確認しましょう。

融資を申し込む場合、信用情報はクリーンであることが望ましいですが、不安の残る方は一度、銀行対応に詳しい専門家などへご相談もご検討ください。

 

 

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