創業融資の申込でしてはいけない・注意点・NGポイント

更新日:2024年1月10日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

 

日本政策金融公庫は創業の方や創業間もない方の融資を積極的におこなっています。

ただ、誰もが審査に通るというわけではありません。事前準備や計画書作成、申込、面談とステップがあり、どれも怠っては審査通過はありません。

その過程の中でもしてはいけないこと、気を付けることを解説します。

 

融資申請でしてはいけないこと

日本政策金融公庫で融資を申し込むときに気をつけるべきことを案内します。

創業計画書について

日本政策金融公庫は指定の提出書類があります。

創業融資の場合は「創業計画書」です。

書式はこちらから>>>日本政策金融公庫「各種書式ダウンロード」

 

日本政策金融公庫のサイトでは業種別にサンプルが掲載されています。

また、WEB上にも成功事例を交えた計画書のサンプルがたくさんあります。

こういったサンプルをあくまで参考にするのは構いませんが、丸写しや少し手を加えたものはやめた方が良いです。

創業計画書は創業への想いや考え、動機、経験、セールスポイントや販売戦略などご自身にしかないものをアピールするものです。ほかの人と同じものはないはずです。

また、そういったサンプルを使用したことは公庫の面談担当者はすぐ分かりますので、参考程度に確認し、ご自身の言葉で創業計画書を作成しましょう。

 

自己資金について

自己資金は融資審査の要件になっていますので、準備が必要です。

ただ、どうやって貯めてきたのかという過程が大切なので、見せ金のような急遽用意したお金は自己資金とは認められません。

また、親や兄弟、知人などから借りたものを自己資金としても、いずれは返済が必要なものと判断されますので注意しましょう。

 

自己資金についてはこちらのコラムもあわせてどうぞ>>>「日本政策金融公庫で創業融資申込:自己資金について」

 

個人信用情報について

個人信用情報に傷がついている、心当たりがある方は一度融資の申請を見送りましょう。

例えば自己破産など債務整理をおこなっていたり、クレジット支払いを遅延したりすると個人信用情報に登録がされ、日本政策金融公庫は確認をします。

このような情報は融資の審査に大きく影響がありますので、心配な方は一度取得してみましょう。

個人信用情報機関「株式会社シーアイシー」で確認ができます。

※2023年2月より来店での開示はできなくなりました。インターネットか郵送での開示依頼となります。

 

面談時の質問について

面談時で質問してはいけないことがあります。

それは「いくら借りられますか?」という金額についての質問です。

日本政策金融公庫は事業に必要な金額を融資します。ですから、「いくら借りられますか?」という質問は「資金使途が決まっていないが、お金を貸してください」ということになります。

日本政策金融公庫は資金使途が不明瞭であると融資はおこないません。

事業を運営する上で必要額がいくらなのか、何に使う資金であるのか明確にしたうえで面談へ臨みましょう。

 

人任せにしない

融資はご自身の事業運営のために借りる資金です。

その審査のための資料準備などを人任せにするのはやめましょう。

税理士などの専門的な知識を盛り込んだ計画書や、WEBからの入手した計画書などで申請をしても、これから事業をおこなうのはご自身です。返済もご自身です。

ご自身で作成していない計画書では面談での質疑応答も成り立たないかもしれません。

専門家からアドバイスを受けながらご自身で資料作成などは良いでしょう。あくまでご自分のことと考えましょう。

 

まとめ

日本政策金融公庫で創業融資を申し込む際の、注意点をご案内しました。

資金の心配なく事業をスタートさせるには創業融資を受けることがおすすめですが、きちんと融資が受けられるよう、注意点に気を付けて申請や面談に臨みましょう。

 

 

 

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詳しくはこちら>>>「日本政策金融公庫融資サポート」

 

 

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