日本公庫オンラインのサービスはご存じですか？【日本公庫ダイレクト】

投稿日：2024年6月3日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています！埼玉 創業融資サポートセンターです。

いろいろなサービスがオンラインで受けられるようになった昨今。日本政策金融公庫でも「日本公庫ダイレクト」というオンラインで手続きができるサイトがあることはご存じでしょうか。

支店へ来店しなくてもオンライン上で手続きできるものがあります。

では、一体どのような手続きができるのか、そして、新たに追加されたサービスについても確認していきましょう。

日本公庫ダイレクトでできること

日本公庫ダイレクトの会員登録はこちら（https://direct.jfc.go.jp/w000_TopB）からできます。

オンラインで利用できるサービスは、

① 取引明細がwebで取得できる

公庫と取引がある方はオンラインで取引状況の確認ができます。
※日本公庫ダイレクトにログインするPASS以外に専用PASSが発行されるのでセキュリティも安心です。 

② 財務診断サービスがある

決算書2～4期分の入力で収益性や安全性の経営分析がネット上で確認できます。 

③ 返済シミュレーションができる

希望額と返済年数、金利を入力することで試算が可能です。

④ 公庫への来店予約、借入の申込はネットからできる

WEB予約なら時間関係なく申し込みが可能です。借入の申込も紙で準備しなくてもPDFでWEB上にアップロードすることで申込をすることができます。

⑤ セミナー情報、経営のお役立ち情報が豊富 

地域別にセミナーの開催情報が確認できます。

そして、最近追加された新機能が、

⑥お客様情報の変更申請

法人の場合、「商号」「本店住所」「連絡先住所」「電話番号」「法人代表者等」の変更申請ができます。

個人の場合も「氏名」「住所」「連絡先住所」「電話番号等」の変更申請ができます。

今までは、支店へ来店したり書類の郵送をしたりしていましたが、WEB上で手続きが可能となりました。

ただし、個人事業主が法人成りをした際の、借入金の引継手続きは今まで通り来店や書面でのお手続きが必要です。

いずれは日本公庫ダイレクトで手続きができるようになるといいですね。

なお、法人成りした際の日本公庫ダイレクトのアカウントは個人時代のものを引き継ぐことができません。

日本公庫ダイレクトはひとつのメールアドレスにひとつの事業者のみの登録でアカウント管理がされています。

そして、一度使用したメールアドレスは再利用できないため、法人成りした際に日本公庫ダイレクトを利用する時にはあらたに会員登録が必要になります。

会員登録はGビズIDでも登録できる

日本公庫ダイレクトを利用するためには会員登録が必要となります。

日本政策金融公庫のホームページの専用サイト（https://direct.jfc.go.jp/w000_TopB）から会員登録することもできますし、GビズIDをお持ちの方はGビズIDで会員登録をすることもできます。

ただし、GビズIDプライム会員の方のみが登録できます。

GビズIDは補助金や助成金の申請や各種行政手続きの時に必要なIDで、取得されている方も多いのではないでしょうか。

まとめ

日本公庫ダイレクトの便利な使い方について案内しました。

毎日忙しい経営者の方や、事業に集中して、営業活動をしたい経営者の方などは日本政策金融公庫へ相談に行きたいけれど時間が取れないという方もいらっしゃるでしょう。

日本公庫ダイレクトなら時間に関係なくさまざまな手続きができ、多くの情報も入手できます。

上手に活用しましょう。

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