日本政策金融公庫は借換に対応しているのか解説します

投稿日:2024年8月29日

さいたま市浦和で創業の方を応援しています!埼玉 創業融資サポートセンターです。

事業をおこなう上で、複数の銀行や信用金庫などから借入をしている場合、借換えを検討することありませんか?

その中でも日本政策金融公庫での借換えを考えている方もいるでしょう。

しかし、日本政策金融公庫は借換えを対応しているのでしょうか。確認してみましょう。

 

借換えとは

融資の借換えとは、現在借りている融資を条件や金利を変更して、新しい融資に切り替えたり、ほかの金融機関の融資へ切り替えたりすることです。

複数の融資をがあるときにひとつにまとめたり、既存の融資をほかの金融機関の融資で返済して、金融機関を変更する方法もあります。

借換をするメリットは
・金利の低減:現在の融資よりも条件の良い金利で借り換えることで返済総額の負担が減らせます。
・返済期間の延長:返済期間を延ばすことで、毎月の返済額を減らすことができます。
・借入の一本化:複数の融資をひとつにまとめることで、管理が楽になり、月々の返済負担が減らせます。また、返済計画も立てやすくなります。

 

日本政策金融公庫の借換えについて

メリットの多い借換えですが、日本政策金融公庫は別の金融機関の借入の借換えは対応していません。

指定書式「借入申込書」の中にも「ほかの金融機関の借入金はお借換えにご利用いただけません」との記載があります。

もし、この目的での借換えだと判明すると、融資全額の一括返済を求められます。

融資を受けるときには設備資金や運転資金など資金使途を定めます。借換えは資金使途と異なる使い方となりますので絶対にやめましょう。

 

借入申込書はこちら>>>日本政策金融公庫「借入申込書」

 

しかし、別の金融機関の借換えはできませんが、日本政策金融公庫から借りている融資の借り換えは可能です。

ただし、既存の融資制度によっては条件等で借換えができない制度もありますので、事前に公庫担当者へ相談しましょう。

 

借換えができないならどうする

日本政策金融公庫は借換えに対応してくれませんので、追加で融資を申し込むことを検討しましょう。

公庫は一般貸付以外にも、事業開始後7年以内の創業者向けの融資や事業拡大・生産性向上等を支援する融資などがあります。

詳しくはこちら>>>日本政策金融公庫「国民生活事業(融資のご案内)」

 

ただし、ほかの金融機関の借入金がある状態ですので追加融資は返済負担をあがることになります。

追加融資の申請は返済負担が資金繰りに影響しないかなど、財務状況・経営状況に問題がないことを確認把握をすることが大切です。

 

まとめ

日本政策金融公庫の借換は、ほかの金融機関の借入金は対応できませんが、公庫の借入は借換を検討してくれます。

ただし、融資制度の条件によって借換できない融資もありますので、事前に公庫担当者へ確認しましょう。

借換ができないのであれば追加融資を検討しても良いでしょうが、事業の財務状況を長期的な視点で判断することが大切です。

具体的な状況に応じて、最適な方法を選びましょう。

 

 

 

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